古代より伝わる瑞獣・麒麟族の子供、リンホウは、生まれながらに強大な福運と神秘の力を持つ。しかし、姿を変える力が未熟なため、人々から妖として恐れられ追われていた。寒い冬のある日、病に苦しみ、皇位争いに巻き込まれていた靖王・ショウエンは、瀕死のリンホウを偶然助け、王府へ連れ帰る。リンホウの福の力は彼の病を癒やし、暗殺や陰謀を幾度も退け、国全体に幸運をもたらしていく。冷酷だった靖王は次第に溺愛する親バカへと変わり、やがてリンホウは天下を守る「福麒麟」として人々に愛される存在となる。