K-7は最高級のハンターだった。だが、逃亡者・霊を捕らえ、その記憶を読み取る任務の最中に、彼は自らが深い迷宮に足を踏み入れたことに気づく。二人はともに“人格兵器E-7計画”の駒に過ぎなかった。近未来の新九龍では、記憶は取引され、改ざんされる。K-7は設計者L-0の息子であり、霊は彼から消去された記憶を開く鍵だった。追跡と逃避を繰り返す中で、記憶の陰謀、母子の真実、そして互いに刻まれた宿命を、二人は一枚一枚暴いていく。やがて彼らは“記憶の抗体”となり、別の形で永遠に寄り添うことを選ぶ。