世界最後の竜が生き延びるには、最愛の人の記憶を喰らわなければならない。エララは彼を救うため、雪の夜、偽りの身分、仕組まれた出会いを重ね、100回も彼を自分に恋させてきた。だが記憶を喰らうたび、彼女はまた他人になる。終わらない呪いだと思っていたその運命の奥には、残酷な真実が隠されていた――。